VAN HALEN

metal_slime2008-07-31


こんばんは。あぢい。

夏の夜・・・そのまんまの曲が収録されている、このアルバムをいってみましょう。VAN HALEN(以下、VH)、昨年からはダイアモンド・デイヴが戻ってツアーをしてましたが、結局来日公演はないのでしょうか!?

そんなVHの人気が最高潮だった、アルバム「1984」で初めて彼らを知り、TVで放映された「US Festival '83」でのモンスター級なライブもビデオで何回も観ていた自分は、当然来日公演を楽しみにしていた・・・が、結局実現せず(ToT)。もう楽しみといったら「1984」の次のアルバムのリリースでした。しかし'85年にはデイヴがソロEP「Crazy From The Heat」をリリースした後に脱退。これはかなりショックだったなぁ・・・「ソロでやっていきたい」というのが脱退理由だったはずだが、本当だったんでしょうか?VHってステージのギャラの半分がエディの取り分ってウワサを聞いたことがありましたが、なんかビジネス的なところも原因だったんじゃないでしょうかね?私もテキトーなこと言ってますが(^_^;)。

そんでそのデイヴの後任がサミー・ヘイガーっていうんだから驚きましたね。元MONTROSEとかニール・ショーンとのHSASの・・・というより、自分的には「フィフティファァァァイヴ!!」とフェラーリ乗って絶叫してた暑苦しい人(失礼)というのがあるんですが(^_^;)。たしかこのころサミーのソロ来日公演が発表されたんだが、何故か中止になったっけ(これも噂だがチケットが売れなかったという説もアリ)。

しばらくしてこの「5150」がリリースされた。正直言ってアルバムはそんなに期待していなかったなぁ・・・前作の"Panama"とか"Hot for Teacher"とかが大好きだった自分にとっては、最初のシングルだった"Why Can't This Be Love"を聴いた瞬間、かなりヘコみましたから。しかし!!不思議なことに何度か聴いていくうちに気に入ってしまいまして、今では彼らの一番ではないですが、「好きなアルバムを3枚挙げろ」と言われたら間違いなくその中に入るアルバムであります。今では"Why Can't This Be Love"も好きですし、"Dreams"や"Love Walks In"といったバラッドも素晴らしいし、アルバム全曲どれもいいんです。そのあたりは楽曲によってムラを感じる「1984」より上をいっていると思いますが・・・如何でしょう!?

1. Good Enough 2. Why Can't This Be Love 3. Get Up 4. Dreams 5. Summer Nights 6. Best of Both Worlds 7. Love Walks In 8. 5150 9. Inside

この「5150」がVHにとって初めて全米No.1になったアルバムなんですが、その前の「1984」のほうがバカ売れしたんじゃないか!?って思われがちですが、残念ながらこの当時の1位はマイケルの「スリラー」ですよ・・・仕方ないですね(^_^;)。

まだ生でエディを観たことないから、お願いだから来日してくださいm(_ _)m

SURVIVOR

metal_slime2008-07-27


こんにちは。いやぁ暑いですね(^_^;)なんだかんだで7月もあと少し、今月もあまり書けないなぁ・・・さて最近の流れからこのバンドもいっておきますか。

SURVIVORなんですけど、バンド名や、メンバーはよく知らなくても映画ロッキーの主題歌はみんな聴いたことあるかと思います。ぶっちゃけ、私もメンバーの写真を見ても誰がどのパートだかわかりません(爆)

このアルバムには1982年の大ヒット曲"Eye of the Tiger"はフィーチュアされてはいないんですが、アルバム全体のクオリティはかなり高いです。某B!誌でも産業ロック、メロディックロックを特集する際によくこのアルバムを挙げてますので、ジャケットを見たことある方もいらっしゃるかもしれませんね。

どれもラジオとかでエアプレイされそうな曲ばかりで、"I Can't Hold Back"、"High on You"や必殺バラード"The Search Is Over"などがシングルとなっております。そして、このアルバムのあとに再びロッキーの主題歌"Burning Heart"をリリースするんですが、この曲もいいんだよなぁ・・

1. I Can't Hold Back 2. High on You 3. First Night 4. Search Is Over 5. Broken Promises 6. Popular Girl 7. Everlasting 8. It's The Singer, Not The Song 9. I See You in Everyone

裏ジャケのアー写なんですが、これまた産業してます。スタイリストとかいなかったんでしょうか・・(爆)ところで、今のこのバンドのシンガーってあのロビン・マッコーリー(ex. MSG)みたいですね!?

TOTO

metal_slime2008-07-05


こんばんは。今仕事場から書いてたりして!?

さきほど、自分のプロフィールである「metal slime」をGoogleで検索してみたところ、メタルバンドの名前とか、他の方のブログの名前とか出てきました・・・う〜む、名前変えたいなぁ。某SNSで使用しているRokki Rokkiという名前のほうが愛着があったりしますね。そういや、もう7月ですね。先月6月の日記は2回しか書いてませんが・・・がんばります(^_^;)

さて前回のJOURNEYで今までの流れをガラリと変えてしまったワケですが・・・今日も行きます産業系。夏だしね、さわやか路線でいいんじゃないスか!?

先日の話。とある会合で昔のロックバンドやアーティストの話で盛り上がったんですが、TOTOの話になったとたん、無言状態になってた自分がいました・・・というのも、今でも大ヒット作「聖なる剣(1982)」をきちんと聴いたことはないし、メンバーもスティーヴ・ルカサー(G)と故ジェフ・ポーカロ(Ds)くらいは知っているという程度なもんで(^_^;)。

しかし、この「Isolation」だけはリアルタイムで聴いており、今でもお気に入りのアルバムだったりする。当時はいろいろと洋楽を手当たり次第(?)に聴いていたので、これもその中の一つだったと思われますが、実際コレは売れなかったみたいですねぇ。調べてみましたが、全米チャート最高42位って・・・このバンドにしては大きくコケましたね(^_^;)。しかもシンガーはこの作品一枚で去ってしまったというファーギー・フレデリクセン、彼たしか元体操選手だったって雑誌か何かで読んだ覚えがあるなぁ・・ホントだったのかぁ!?

残念なことに、先月ルカサーにより「ビジネスについての相違があったこと」「オリジナル・メンバーで唯一残っているのは自分だけ」という理由からTOTO解散のアナウンスが発表されたばかりでしたね。

1.Carmen 2.Lion 3.Stranger In Town 4.Angel Don't Cry 5.How Does It Feel 6.Endless 7.Isolation 8.Mr. Friendly 9.Change of Heart 10.Holyanna

ラジオでR&Bだか黒人系のアーティストが彼らの"Africa"のカバーしているのを最近耳にしますが、やっぱりいい曲ですね。他のアルバムも聴いてみようかなぁ。ところで!このジャケットの口ですが、どこかで見たことあるなぁ〜と思ってたら、POISONの"I Want Action"のPVだった(^_^;)

JOURNEY

metal_slime2008-06-21


こんばんは。

お久しぶりです。前回の日記でレディースメタルを一旦終わりにして、次からどういうアーティストを挙げていこうかなぁ〜なんて考えていましたが・・・結論、あまり考えずに好きなアルバムを挙げていこうかと思います(^_^;)。

ではさっそく、いきなりですが・・・
「JOURNEYの新作聴きましたか?」

この問いに対して予想されるリアクション。
(1)へえ〜JOURNEYってまだやってんの?スティーブ・ペリーってまだいるの?
(2)もう輸入盤で聴いたよ。
(3)普段はヘアメタルとか、ロケンローとか言ってるのがいきなり産業ロック語るのかよ!?

(2)の方、素晴らしいファンです。何も言うことありません。(3)の方、すいませんねぇ。たまにはこういうのも聴きます、いや聴かせてください(^_^;)。そして、(1)の方へ、JOURNEYはまだまだ健在です(残念ながらTOTOは先日正式に解散しましたね)。ただし、シンガーはスティーブ・ペリーではないんですがね・・・

JOURNEYっていうと、「Escape(1981)」「Frontiers(1983)」が大ヒットしてこれらが代表作とされてますが、残念ながら私はリアルタイムで聴いておらず、スティーブ・ペリーの大ヒットソロシングル"Oh Sherrie(1984)"であの声を初めて聴き、DIOやマドンナなども収録されてる映画「ヴィジョン・クエスト」のサントラで"Only The Young(1985)"で初めてJOURNEYを聴くようになる。あとニール・ショーン(G)がサミー・ヘイガーらと結成したプロジェクト、HSASも聴いたなぁ・・

そして'86年にこのアルバムがリリースされるんですが、メンバーもスティーブ、ニール、そしてジョナサン・ケイン(key)の三人だけ。ビッグアーティストゆえチャートイン(米4位)やシングルカット(計5曲!)はされているものの、以前のアルバムが偉大すぎるのか、バンドの歴史の中ではあまり重要とされていないように感じてしまう。地味ながらこのカヴァーデザインも好きなんだよなぁ・・最近のアルバムはみんな似たようなデザインだし。

1. Girl Can't Help It 2. Positive Touch 3. Suzanne 4. Be Good To Yourself 5. Once You Love Somebody 6. Happy To Give 7. Raised On Radio 8. I'll Be Alright Without You 9. It Could Have Been You 10. The Eyes Of A Woman 11. Why Can't This Night Go On Forever

現在のJOURNEYのラインナップをご存知ない方へ。まずドラムはBAD ENGLISHやHARDLINE、ポール・ロジャースのバックでニールとは一緒だったディーン・カズトロノヴォ。そして気になるシンガーはアーネル・ピネダというフィリピン人であります。アーネルの経歴はフィリピンでTHE ZOOというバンドでカヴァーバンドのようなことをやっていたくらいですが、実力が気になる方は是非Youtubeでチェックしてみることを勧めます(Arnel Pinedaで検索してみてください)。きっとびっくりすると思います!!

さてJOURNEYの新作「Revelation」ですが、日本盤のリリース予定はまだなさそうです。アメリカではスタジオとライブCD、そして最新ライブDVDの豪華三枚組でリリースされてます。その最新ライブDVDをゲットしたんですが、最高でした。来日公演、行きたいです♪

Megumi Hayakawa

metal_slime2008-06-01


こんにちは。

ワタクシ、metal_slimeのプロフィールには「勝手気ままに、名盤(迷盤?)について語る〜」と書いてますが・・・アレ?迷盤が少ないんじゃないかと気づいたりして。じゃあ今日のは迷盤なのか!?・・・いやいや名盤か迷盤、または珍盤なんてのを決めるのは人それぞれではなかろうかと思うので(^_^;)

いきなりですが、ヘヴィメタルといってもNWOBHMLAメタルスラッシュメタルジャーマンメタルデスメタルブラックメタルなど・・様々なカテゴリーがあり、今でもかなり細分化されておりますが、その中で「歌謡メタル」というジャンルがあったのをご存知でしょうか!?

その歌謡メタルの第一人者(?)早川めぐみがいよいよ登場です!!「何それ、誰それ?」「そんな人いた覚えが・・」なんて画面の前でブツブツ言っているのが聞こえてきそうですが・・レコードの帯に「歌謡・メタル・エンジェル めぐちゃん」とか書いてあるんだから、これは立派に歌謡メタルなんでしょう。

以下の4曲に注目いただきたい。A-1はKISS、A-2はSLADE、B-1はALCATRAZZ、B-2はTWISTED SISTERのカヴァーであります。KISSだったらこの「激しい愛を」(←邦題ね)よりもR&R度の高いノリノリな曲を聴きたかったりして。SLADEというとこの時代はQUIET RIOTのおかげで印税ガッポリだったとは思いますが、早川めぐみも貢献したのでしょうか!?ALCATRAZZは当時リリースしたばかりの「Disturbing the Peace」からの曲。もうカヴァーの素早さに脱帽です!そしてTWISTED SISTERの" I Wanna Rock"。当時のヘッドバンガーのアンセムを女の子ボーカルの学園祭バンドが唄ってます・・みたいな感じに仕上がってます!?

さらにスゴいのはレコーディングに参加したギタリストが、今やB'zのTAKと呼ばれてる松本孝弘、当時BLIZARDの松川"RAN"敏也、そして5Xのジョージ吾妻・・となんとも豪華!!ひょっとしてカヴァーの選曲決めたのは演奏したアナタ達じゃないの!?

こんなに楽しめる作品ですが、残念ながらCD化はされてません。他のアルバムでは本田恭章橘高文彦、ACTION!、稲葉浩志らも楽曲提供、参加していたりしてこれまた豪華です。

SideA 1.C'mon And Love Me 2.Gudbuy T' Jane SideB 1.Sons And Lovers 2. I Wanna Rock

さて約2ヶ月続いたレディースメタルですが、他にもいろいろと挙げたいアーティストがあるんですケド、ここで一旦お休みします。次回からは何やろうか・・考え中(^_^;)。それでは。

PHANTOM BLUE

metal_slime2008-05-24


こんばんは。最近は台風とか雨とか多いですね。

'80sのレディースメタルをいろいろと挙げていきましたが、代表的なアーティストはやっぱりVIXENということになるんでしょうか!?しかし個人的にはこのPHANTOM BLUEも負けてなかったと思っております。VIXENもテクニック(特にリズム隊)は備えてはいたが、このPHANTOM BLUEはツインギターによる速弾きもフィーチャーされており、楽曲もかなり正統派なHM。言い過ぎかもしれないがRACER Xの女性版って感じ!?・・・しかもこのレコードのレーベル、Shrapnelだし。カヴァーデザインは日本盤と米盤では異なるんですが、そういやこの日本盤のギギ・ハンガック(Vo)の写真のポーズが某B!誌で話題になったっけ、どうでもいい話ですが(^_^;)。

ビデオマガジン「HARD N' HEAVY(DVD化してくれ〜!)」あたりだったと思うが、ライブとインタビュー映像を観たことあるんですが、やはりかなりウマかったです。バンドはその後Geffenから2ndアルバムをリリースするも、何度かメンバーチェンジを行い、現在は唯一のオリジナルメンバーであったリンダ・マクドナルド(Ds)を中心にThe IRON MAIDENS(オール女性のMAIDENのトリビュートバンド)へと発展。

1.Going Mad 2.Last Shot 3.Why Call It Love 4.Frantic Zone 5.Slow It Down 6.Walking Away 7.Fought It Out 8.Never Too Late 9.Out of Control

実はこのバンドの結成メンバーでリーダー的存在であったギタリストのミッシェル・メルドラム(↓右から2番目)がつい先日5月21日、脳腫瘍が原因で亡くなられたという悲しいニュースをSleaze Roxx.comで知りました。享年39歳って、若すぎますね。PHANTOM BLUEの2ndにゲストで参加していた、ジョン・ノーラム(EUROPE)と結婚していたようです。

ミッシェルは1994年ごろにPHANTOM BLUEを辞めており、最近ではジーン・ホグラン(DARK ANGEL、DEATH、SYLなど)らとMELDRUMってバンドで活動されてたようです。
http://www.meldrum.nu/

ご冥福をお祈りします。

SMASHED GLADYS

metal_slime2008-05-17


こんにちは。

前回、プロデューサーRic Browde氏の話が出ましたが、80年代はかなりの数のアルバムを手がけてたと思われます。紅一点のシンガー、サリー・キャトを含むNYのロッケンローバンド、SMASHED GLADYSもBrowde氏のプロデュースであります。

マンハッタンのTHE CAT CLUB(Cathouseではないよ)、ブルックリンのL’Amourなど東海岸を中心にライブを行っていたようですが、時期的にThe THROBS、CIRCUS OF POWERなんかとおそらく同じシーンにいたと思われる。

インディーでも1枚アルバムがリリースされてたが、このアルバムはElektraからリリースされており、ミックスはマイケル・ワグナー・・けっこう期待されてたんでしょうなぁ。最近ではリイシュー専門レーベル、Wounded Birdから再発されているようですんで興味ある方は是非♪

アー写を見ると、L.A. GUNSの女性ヴォーカル版(!?)みたいな感じですが、楽曲はモロAC/DCです。ホントにモロです(^_^;)。

1. Lick It into Shape 2. 17 Goin' on Crazy 3. Play Dirty 4. Dive in the Dark 5. Eye of the Storm 6. Hard to Swallow 7. Legs Up 8. Eye for an Eye 9. Cast of Nasties 10. Sermonette

ご存知の方も多いかと思いますが、ココのベースのJ.D.マーロはその後、マイケル・モンローの「Not Fakin' It」のツアーメンバーに参加してます・・ってことは東京ドームのステージに立ったことがあるんですね(^_^;)。